ユニットバスを利用している方の中には、追い焚き機能の追加を検討している方もいるのではないでしょうか。
ユニットバスに追い焚き機能を追加することで、様々な利点があるのです。
この記事では、追い焚き機能追加のメリットやケースごとの工事内容・費用目安について解説します。
Contents
ユニットバスの追い焚き機能とは
ここでは、追い焚き機能について解説します。
追い焚き機能の2方式
追い焚き機能には以下の2方式があります。
・自然循環方式
浴槽と給湯器内のお湯の温度差によって自然と対流が発生し、循環する方式です。
浴槽に穴が2つあるケースは、基本的に自然循環方式の追い焚き機能が付いていると考えて良いでしょう。
・ポンプ循環方式
給湯器に搭載されたポンプによって循環させる方式です。
現在流通している給湯器の多くは、ポンプ循環方式を採用していると言えます。
追い焚きのメリット
ユニットバスに追い焚き機能を追加することには、以下のようなメリットがあります。
・冷めてしまったお風呂のお湯を、短時間で温めて再度利用できる
・お湯を改めて張りなおす必要がなくなるため、水道代の節約につながる
・家族の生活スタイルがバラバラでも、好きなタイミングでお風呂に入れる
追い焚き機能が追加されることで、様々な生活スタイルや急な入浴にも柔軟に対応できるようになるのです。
ユニットバスの追い焚き機能追加工事について
ここでは、ユニットバスの追い焚き機能追加の施工内容や費用目安について解説します。
追い焚き機能追加工事の内容
追い焚き機能追加には、以下のような施工内容が想定されます。
・給湯器を交換するだけで完了するケース
追い焚き機能に対応している浴槽であれば、追い焚き機能付きの給湯器を新たに接続するだけで施工が完了します。
・浴槽に穴を開けて配管接続を行うケース
給湯器と浴槽をつなぐため、浴槽の排水口以外に1つもしくは2つの穴を開けて配管を接続します。
・浴槽やユニットバスを交換するケース
浴槽の種類によっては穴を開けることが難しく、その場合は浴槽やユニットバスを丸ごと交換する必要があります。
追い焚き機能追加工事の費用目安
追い焚き機能追加工事の費用目安は、以下の通りケースによって異なります。
・給湯器を交換するだけで完了するケース
既存の給湯器の取り外しや新しい給湯器の取付、配管の接続で30万円程度の費用がかかります。
・浴槽に穴を開けて配管接続を行うケース
配管工事や浴槽の穴開けを行う必要があり、50万円前後の費用がかかります。
・浴槽やユニットバスを交換するケース
浴槽のチェンジだけであれば50万円前後、ユニットバスの入れ替えを行うケースでは80~100万円程度かかります。
事前に業者へ相談することをおすすめします
ユニットバスに追い焚き機能を追加することで、様々な生活スタイルに柔軟に対応できるようになります。
追い焚き機能追加工事はケースによって施工内容や費用目安が異なるため、事前に業者へ確認しておくようにしましょう。