ユニットバスの寿命について知っている方はある程度いるかもしれませんが、ユニットバスの扉の交換目安について知っている方は少ないでしょう。
ユニットバスの扉には様々なタイプがあり、交換にかかる費用もそれぞれ異なります。
この記事では、ユニットバスの扉の交換目安や交換のサイン、種類別の特徴や交換費用目安を解説します。
Contents
ユニットバスの扉の交換タイミング
ここでは、ユニットバスの扉の耐用年数や交換すべき症状を解説します。
ユニットバスの扉の耐用年数は?
扉の寿命は使い方やお風呂に入る頻度などによっても変わりますが、国土交通省の発表によると、浴室設備の期待耐久年数は15年~25年程度だと言われています。
国土交通省の発表でも耐久年度には10年の幅があり、使い方やメンテナンス等工夫することで扉を長持ちさせることは十分に可能でしょう。
ただし、ユニットバスのドアが壊れると浴室内の水が外に出てしまう可能性があり、生活の快適さや衛生面で問題が発生します。
壊れたと感じたら早めに交換するようにしましょう。
ユニットバスの扉を交換すべきサインは?
以下のような症状を確認したら、ユニットバスのドアを交換すべきでしょう。
・ドアノブが回らない
・ドアが動かない
・パッキンが外れている
・パッキンがひび割れている、はがれている
・ちょうつがいが壊れている
・入浴後に浴室の外に水が濡れている
・扉の隙間にカビが発生している
カビの発生や水漏れなどは生活していて不快感が高く、衛生面でも問題です。
ユニットバスの扉の種類別の特徴と交換費用目安
ここでは、ユニットバスの扉の種類別に特徴と交換費用の目安を解説します。
引き戸の特徴と交換費用
引き戸はスペースに余裕がなくても取り付けられ、出入り口を広く使える点が特徴です。
引き戸のドアを交換する場合には、10万円弱~15万円程度の費用を見ておきましょう。
ただし、他の種類の扉から引き戸に交換する場合は壁の改造が必要になるため、費用がかさむ傾向があります。
開き戸の特徴と交換費用
開き戸は浴室以外の一般的なドアで使用されているタイプの扉です。
開け閉めにスペースが必要ですが、ドアノブがあるため簡単に開け閉めがしやすい点はメリットだと言えるでしょう。
開き戸の交換費用は、5万円~10万円程度です。
折れ戸の特徴と交換費用
折れ戸は扉の中央が折れて開け閉めが可能になるタイプの扉です。
浴室に折れ戸が採用されるケースは多く、ユニットバスでも最も使用されているタイプだと言えます。
スペースを取らず設置方法にも幅があるのですが、子供や高齢者では少々空けにくい点は難点でしょう。
折れ戸の交換にかかる費用は3万円~10万円強程度です。
まとめ
ユニットバスの扉の一般的な耐用年数は15~25年程度であり、パッキンが外れている、水漏れがしているなどの症状を確認したら速やかに交換することをおすすめします。
扉には大まかに3種類があり、それぞれに特徴や交換にかかる費用の違いがあるため、自分の部屋の条件に合わせて選択してみてください。