ユニットバスに対して、「汚い」「不衛生だ」などとネガティブなイメージを持っている方も少なくありません。
しかし、ユニットバスはちょっとした工夫や普段の心がけで手軽に綺麗に保つことができるのです。
そのため、この記事ではユニットバスを汚い状態にしないための予防法や掃除法を解説します。
Contents
汚いユニットバスにしない予防法
ここでは、ユニットバスを汚い状態にしないための予防法を解説します。
普段から心がけたいこと
ユニットバスを汚い状態にしないためには、以下のような普段からの心がけが大切です。
・入浴後には浴室全体に熱いシャワーをかける
熱いシャワーをかけることで汚れが落ちるだけでなく水分が早めに蒸発するため、カビが発生しにくくなります。
・24時間常に換気させる
湿気がカビや匂いの原因になりやすいため、可能であればユニットバスは24時間常に換気状態にしておくことをおすすめします。
上記のようなちょっとした行動を普段から心がけていると、それほど大した掃除をしなくても、ユニットバスを清潔に保つことができます。
汚れ・カビを増やさない工夫
ここまで紹介した以外にも、以下のような工夫によって汚れやカビが増えることを防げます。
・シャンプー等のボトルは床から離す
ボトルを床に直置きすると水分が残ってカビの温床になってしまいます。
シャワーラックやS字フック(タオルバーに引っ掛けて吊るすもの)などを活用して、吊るすようにすると良いでしょう。
・排水口の定期的な(できれば毎日)抜け毛処理
排水口の抜け毛処理は億劫になってしまうことも多いでしょうから、抜け毛を取るための排水口ネットを活用すると良いでしょう。
汚いユニットバスを改善する掃除法
ここでは、汚い状態になってしまったユニットバスを綺麗にするための掃除法を紹介します。
浴槽・床・壁・天井の掃除法
浴槽や床は、皮脂汚れの蓄積によりぬめっとした赤カビの発生が起きやすい場所です。
しかしよほどの汚れでなければ市販の浴室用洗剤を使ってスポンジでこすることで充分に綺麗になるでしょう。
壁や天井には水垢等が付きやすいため、やはり浴室用洗剤とスポンジ、水を切るためのスクイージーなども使って掃除し、乾いた布で乾拭きして水分を取り除きます。
その他の掃除法
蛇口や鏡部分は水垢が付きやすいため、酸性洗剤を使って掃除しましょう。
シャワーカーテンは熱いシャワーをかけてタオルで軽くふき、浴槽の外に出しておくことで乾燥しやすくします。
トイレはまずタンク、その次に便器の中・外の順で掃除します。
タンクや外側の掃除はトイレ用の掃除シートを活用し、中はトイレ用洗剤を使ってブラシでこすりましょう。
1年に1度はエプロン部分も掃除を
頻繁に掃除をする必要はありませんが、1年に1度程度の頻度でユニットバスのエプロン部分も掃除すべきです。
エプロン部分とは浴槽の外側側面に付いている浴槽の蓋のことであり、軽い汚れの場合は浴室用洗剤で充分ですが、カビが増えてしまった場合は塩素系漂白剤を使用しましょう。
エプロン部分の掃除に抵抗がある場合は、業者に依頼することで代行してもらえます。
業者に代行してもらうこともできます
ユニットバスは汚い、不衛生だと思っている方は多くいるのですが、日頃からのちょっとした工夫や掃除によって手軽に綺麗に保つことができます。
壁や床、蛇口など場所ごとに掃除方法を工夫することで、「汚いユニットバス」にしないことは充分に可能なのです。
自分で上手くできない部分の掃除は、業者に相談することで代行してもらえますので検討してみてください。