浴室リフォームを実施する際にあたって、補助金が利用できることをご存知でしょうか。
ただし、補助金は誰もがもらえる訳ではなく、条件に合致した場合に限り受けることができます。
この記事では、浴室リフォームに利用できる補助金の種類や条件を紹介します。
Contents
浴室リフォームの補助金の種類と受け取れる条件
ここでは、浴室リフォーム補助金種類や受け取れる条件について解説します。
国が用意している補助金
浴室リフォームの補助金としてまず挙げられるのが、国が運営しているライフサポート推進事業です。
この事業は、既存の住宅をなるべく長期間使用できるようにすることを目的としています。
以下のようなリフォームを行うことで、100万円を上限として対象のリフォーム工事費にかかる費用の1/3が支給されます。
・耐震性の向上
・省エネ化
・維持管理、更新を容易にする工事や設備改修
・バリアフリー対策
・可変性
自治体が用意している補助金
各地方自治体も、様々な補助金を用意しています。
市や県によって対象となる条件や補助金額が異なるため、詳細はお住まいの地域を管轄する自治体に確認してみると良いでしょう。
また、これは国の補助金も同様なのですが、「毎年行っていたとしても今年は募集しない」などといったことがあり得ますので、十分に注意が必要です。
介護保険
介護保険からも、条件を満たすことで補助金が支払われることがあります。
介護保険の場合、バリアフリーなどの工事条件とは別に「家族に要介護・要支援と認定された方がいる家庭」に限定される点には留意しておきましょう。
条件を満たしている場合は20万円を上限に工事費の7~9割程度(所得によって変化)を負担してくれます。
ただし、補助金が支払われるのは工事が完了した後ですので、一度は全額負担しなくてはなりません。
浴室リフォームの補助金を受ける際の注意点
ここでは、浴室リフォームの補助金を受ける際の注意点を紹介します。
申請時期・タイミングに注意
補助金を申請する際には、申請タイミングに注意しましょう。
当たり前のことですが、基本的に申請時期を過ぎてしまうと、補助金を受け取ることはできなくなってしまいます。
また、大抵の補助金はリフォーム工事の着工前に申請しなくてはならないため、気を付けてください。
誰もが受けられる訳ではない
浴室リフォームの補助金は、誰もが受けられる訳ではないことを覚えておきましょう。
自治体によっては、補助金を設けていないこともあります。
また、申請期間中でも予算額に達するとそこで受付終了するのが通常ですので、気を付けましょう。
浴室リフォームは補助金を使ってできる可能性あり!
浴室リフォームは、補助金を使ってできる可能性があります。
国や各自治体、介護保険の補助金制度を上手に利用できれば、浴室リフォームにかかる費用を大きく抑えることができるでしょう。
ただし、補助金制度を設けていない自治体もあり、タイミングによっては受けられないこともあるため注意してください。